2010年09月03日

応用力を伸ばす1

本日も前回に続き
実力=勉強量×定着率×応用力           
       (0~60時間/週)   (10%~100%)   (1~10)  

のお話をしてみようと思います。
この式では応用力を10段階で表しています。
算数で言えば
1.全く同じ問題なら出来る
2.数字を変えられても出来る
3.Xの位置(聞かれている場所)が変わっても出来る
  ・
  ・
6.その問題のポイントを理解し使いこなせる
  ・
  ・
10.一つのやり方やポイントを聞くだけで新しい公式を閃いてしまう
みたいな感じかと思います。

応用力があるかどうかを見極める簡単な方法を紹介します。
・もっとも簡単なのは難しい問題を解くのが好きかどうか。応用力のある子はほぼ例外なく難しい問題を解くのが好きです。(簡単な問題や計算問題を解くのは嫌いだったりします)

・公式(等差数列の和の式や、対角線の本数の式など)を使っていたときに
「なんでこの式でできるの?」
と優しく聞いてみてください。
応用力のある子は必ずその理由をわかりやすく話してくれます。

・難しい問題を教えてもらったときや答えを見たときに、
「へー、なるほど・・・。」
という納得感を見せます。(総ての問題ではないですが・・・)
これはその問題のポイントを見極めて自分のものにした証拠なのです。

応用力があることは受験だけでなく今後生きていくうえでも絶対的に有利です。
この式でもわかるように、応用力が10であれば普通の子(3~4)に比べ3分の1の勉強時間で済みます。 

ですが中学受験は勉強量が膨大なので、中学受験をしたせいで応用力が育たない子になってしまうことも多いのです。 トップレベルの子は心配いりませんがそれ以外の子は気をつけてあげて欲しいと思います。
折角大変な思いをして中学受験をするのですから、是非応用力ものばしてあげてください。

ではどうするか?
定着率が低い子であれば、先ずは何度も繰り返してでも定着率を上げることは大切です。
ですがある程度定着する習慣がついてきたら、
「4回やればほぼ完璧に出来る様になったね。もうだいぶ慣れたようだから、今度は3回で完璧に出来る様にトライしてみよう、そしたらだいぶ勉強時間が節約できるから・・・」
みたいに回数を減らしていけるようにリードーしてあげると良いです。
子どもは自分は4回やるという習慣が付いてしまうと、そしてそれで点数が伸びて良い思いを経験するとなかなか自分では変えなくなります。 そして多くの子はこうした出来る問題を何度もやり直す勉強が楽で楽しくなってしまうのです。(お母さんや塾からも沢山勉強して偉いと評価してもらえるし・・・) 

前回もお話したように、定着に時間をかけ何度も何度も繰り返し勉強している子は応用力が落ちます。
理由は
1.定着の作業を重要視してしまうので新しい問題も自分でトライしようとせず教えてもらってから覚えようとしてしまう。

2.1問に長時間かける事が無駄だと感じてしまい難しい問題にトライする気が起きなくなる。

3.公式も何故そうなるのかを理解していないままただ暗記してしまうため本当の意味で使いこなせなくなる。
といった感じなのだと思います。

 まじめな女の子はこのパターンにはまり実力が伸びなくなってしまう子も多いです。 

因みに、
 応用力もあって定着率も良い子は、同じ問題を何度も何度もやり直したりはしません。
「一度やった問題なんて出来て当たり前、2度も3度もやりたくないし時間の無駄。たまに見直すだけで充分。」と答えるものです。

その問題のどこが重要か、何を覚えておくと得か、どこを注意すればよいか、のポイントをしっかりと見極めて自分のものにしてしまうのです。

皆さんも学生時代、
「○○さんはあまり勉強してないくせに何でこんなに出来るんだ。」
という人がいたと思います。それは定着率と応用力が高いのです。
是非お子さんをお母さんの力でこうした定着率と応用力の高い子にしてあげてください。 それは充分に可能なことなのです。

9月7日(火)にセミナーを行います。
 お子さんの能力とやる気を今まで以上に上手に引き出したいと望む方は是非。
子どもにやらせることだけを考えるのでは、子どもと共に自分もがんばり成長したい、そんな前向きなお母さんの参加を心よりお待ちしています。
詳しくは こちら をご覧ください。

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2010年09月01日

実力を伸ばす方法

中学受験生を上手にサポートする方法について、
・信頼関係が基本であること。(これ無しでは出来るサポートはほとんどなくなってしまう)
・子どもの強みを伸ばし、自主性とやる気を引き出すサポートを心がけること。
・子どもは何て声をかけてもらうかによってさの後のやる気や行動は大きく変わるので、上手な声のかけ方の方法と準備(引き出しを増やしておく)こと
がお母さんの力で子どもを伸ばす秘訣であることをお話してきました。
そしてそれにはコーチングスキルがとても役立つことをお話してきましたが、

 心のサポートだけでなく何とか実力も伸ばしてあげたいと望む方も多いと思いますので、今回はその具体的な方法についてお話いたしました。

まずは

実力=勉強量 × 定着率 × 応用力           
     (勉強時間×スピード)   (10%~100%)   (1~10)  
  
 
という式を紹介した。
実力を伸ばすために、お母さんも塾でも勉強量を増やすことを一番に考える方が多いのですが、実はこれでは実力は伸びなません。
 例え40時間勉強したとしても一週間後一ヵ月後にその内容の10%しか頭に残っていない(出来ない)のであれば実力は伸びません。
同じ量の勉強をやったとしても後に残る量は子どもによって大きな違いがあるのです。 
一度やった問題が一週間後一ヶ月後にどのくらいできるかを定着率と呼んでいます。 
この定着率が低い子はどんなに勉強しても実力は付きません。
カリテストや月例テストなど一夜漬けでも結果のでるテストでは成績が取れたりするのが怖いところで、そうした勉強が身に付いてしまうと受験は苦しくなります。
そしてこの定着率は子どもの中で安定してしまうとのが怖いところです。
やった量の10%しか頭に残らない子はそれが当たり前となるし、
90%出来るようにする子はそれが当たり前と成るのです。

以前消化不良の話をしましたがこの消化力が正に定着率です。
消化不良のまま勉強量を増やせどんどん消化率は落ちます。
当然体にも無理がかかり食べるのも嫌になります。

つまり定着率の低い子に勉強量を増やすのは逆効果、どんどん実力の付かない脳の構造になっていってしまうのです。
実力を付けるためには勉強量を増やす前に先ずは定着率をあげることが肝心です。


定着率をあげるには、始めのうちは少ない量でも良いので、
「やったものは全部出来る。」
という状態をつくることが鍵です。
 ですがこれはなかなか難しい作業でもあります。
塾では子どもの定着率などお構い無しに(出来る子に合わせて)次から次へと大量のことを要求してきますし、お母さんも勉強量でカバーさせようとすることが多いのです。
このため塾に行っていても定着率の悪い子は実力が全然付かないばかりか、行けば行くほどバカになるということが実際に起こります。

 では復習に重点を置いて勉強量を増やせば・・・。
と思われる方も多いと思います。
もちろんこの方が定着率は上がりますし、ただ新しい勉強をどんどん詰め込むよりはよっぽど効果的です。
現在定着率の低い子はこうしたことからやらせるのは良いと思います。
多分高校受験や中学受験でも偏差値50以下のところを受験するのであればこの勉強方法で問題は無いのです。
ですが、

ある程度の定着率を持った子、そして上位校を受ける場合はこの勉強方法では実力が伸びなくなります。

 私の元教え子にも、一度やった問題を何度も何度もやり直してくれる子、それに多大な時間をかけてくれる、とてもまじめな子が何人もいました。
ですがこのパターンにはまると不思議なほど応用力が低下します。
中学受験の上位校の場合"応用力が勝負"という問題構成になっているので何度も何度も復習して定着させるという勉強では合格は難しいのです。
応用力の話は後日に回すとして、

あなたのお子さんの定着率は何%くらいですか?

低いと思う場合は何らかの対応策を考えてください。
塾では定着率はあげてくれないし対応もしてくれないので、お母さんの力で伸ばしてあげてください。 
定着率をあげることは受験だけでなく今後の生活でもとても大きな武器になります。


9月7日(火)にセミナーを行います。
 お子さんの能力とやる気を今まで以上に上手に引き出したいと望む方は是非。
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2010年08月30日

朝日小学生新聞掲載セミナー

本日30日の朝日小学生新聞に私の信頼すの塾&家庭教師センターの学習会さんの主催するセミナーの案内が顔写真入りで出ていたのでご覧になった方もいらっしゃると思います。
紙面ではスペースの関係もあり詳しい内容までは載せていませんでしたので、ブログでもう少し詳しいないようをお知らせいたします。

日時 9月10日(金) 
参加費 
1000円 
場所 
なかのZEROホール(中野駅徒歩4分) 
午前の部(9時45分~11時45分)
 と 
午後の部(12時30分~3時30分)
の2部成です。
(申し込みも別々ですし、料金もそれぞれ1000円となっています。)

<午前の部>
 
お母さんの関わり方が合格を後押しする
       9月病を乗り越える関わり方の技術

内容
・受験サポートに役立つコーチングの手法
中学受験はお母さんの関わり方がとても重要です。 お母さんの愛情と期待のパワーは絶大なので、そのパワーが子供の伸びる方向に向けばすごい力となるし、逆に空回りしてしまうば実力を発揮できない状態に子供を追い詰めてしまうことケースも多いでのです。
 私は長年中学受験に関わっていて、上手に子どもの能力とやる気を引き出しているお母さんは2割にも満たないと感じます。
逆の言い方をすればお母さん次第でもっともっと伸ばしてあげることが可能だということです。

このコーナーでは受験サポートのコツと注意点をそして受験サポートに役立つコーチングの手法についてお話いたします。
    
・9月病の実態と対策
9月の中頃から11月にかけてやる気が低下いる生徒が毎年沢山でます。これを私は9月病と呼んでいます。
理由は
夏期講習の疲れ。
頑張っているのに思うように成績が上がらないず、自信とやる気の低下。
9月からの授業の変化に対応できない。
など様々ですか、そんな時お母さんが適切な対応をすることで病気を予防したり回復を早めることが出来ます。
このコーナーでは9月病の正しい知識と予防策を紹介します。
 深刻な9月病にかかるのは2~3割りくらいですが、ほとんどの子は軽い9月病に掛かるのでお母さんが「かかって当たり前。悪化させないようにサポートしてあげよう。」という意識があれば良いかと思います。
 9月病を悪化させてしまうご家庭の多くは、お母さんも子ども自身も何故やる気がおきないのか、何故思うように成績が上がらないのかが解らず、不安になったり間違った治療(対処)をしてしまうことでおこるので、9月病の存在と理由を知っていれば悪化させずに乗り切れると思います。
 
  
・残り5ヶ月お母さんに出来ることは?
 このコーナーでは残り5か月間お母さんにできることについて考えていきます。
子供にやらせることばかりを考えても成績は伸びません。 自分にできることは何か、お母さんの力で成績を上げる具体的なサポート法について考えていきたいと思います。

 今回のセミナーは毎月行っているセミナー&交流会と違い、皆さん初めての参加という前提で行いますので、コーチングやサポートの基礎の話も聞きたいという方にもお勧めです。

<午後の部>
得点を伸ばす学習指導の技術

 こちらのセミナーでは、
1.ケアレスミスを減らすには
2.スピードを早くするには
3.一回やった問題を確実にできるようにする(定着率を上げる)には
4.応用力を伸ばすには
5.本番で力を発揮するには
6.過去問を上手に利用するには
の6つのテーマについてこれまだの私の経験から有効だと思えね方法を複数紹介するとともに、子どもにどう伝えると有効か(子どもが取り入れるか)まで落とし込みたいと思います。
上記のどれか一つでも悩んでいる方、伸ばしたいとお考えの方は是非。

お申込については学習会のホームページからお願い致します。
お申込の際、このブログの読者の方は、紹介者のところに「花岡」と書いておいてください。(新聞経由の人数、私のブログ経由の人数を知りたいのでご協力お願いします)

ちなみに8月25日このブログでインフォメーションした、
9月7日(火)の下北沢での「お母さんの為の中学受験サポートセミナー&交流会」
とは別のセミナーですのでお間違いないようご注意ください。

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coach22 at 00:11|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!セミナー予定 

2010年08月27日

中学受験をかるお子さんに必要なものリスト

中学受験で成功するには、様々な要素が必要です。
そこで本日は中学受験をするお子さんにとって必要なものについて考えてみたいと思います。 
今回はワークブック形式にしてみましたので是非実際にやってみてください。
 
      中学受験をするお子さんに必要なものリスト(勉強編)     

ワーク1 
先ずは受験生にとって必要なものがお子さんに揃っているか確認してみてください。 このリスト以外にも必要なものもあると思いますので、お母さんが必要だと思うものを書き足してください。
1.子どもに合った塾 
2.勉強を教えてくれる人
3.整ったカリキュラム
4.子どもに合った効率的な勉強方法 
5.良い教材
6.一緒に頑張る仲間・ライバル 
7.家庭での勉強スケジュール
8.家庭での勉強を始められる
9.長時間勉強できる環境
10.解らないところを聞ける相手
11.効率を上げる方法
12.資料の整理
13.模擬テスト
14.過去問のタイムキーパー
15.過去問の採点
16.過去問などの解らないところを聞ける相手 
17.苦手分野を克服する方法 
18.現在の実力を把握する方法 
19.家庭学習のしやすい環境 
20.勉強量を増やす方法
21.定着率をあげる方法
22.応用力を伸ばす方法   
23.スピードアップ方法
24.ケアレスミスを減らす方法
25.集中力をつける方法
26.塾での勉強の中で必要のない部分を省く作業 
27.塾での勉強効率を上げる方法
28.志望校の試験対策 
29.志望校の正しい情報
30.
31.
32.
33. 
34.
35.

ワーク2 
リストの中で本人に任せて大丈夫だと感じるもの 塾に任せて大丈夫だと感じるもの その他の方(友達、お父さん、家庭教師、など)に任せて大丈夫だと感じるものに別けてください。 我が子には必要がないもと感じるものには×をつけて下さい。
如何ですか、あなたのお子さんは必要なものが整っていますか?
次回は整っていないものについての対応策についてお話いたします。
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coach22 at 03:54|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!受験生サポート法 

2010年08月25日

前期最後のセミナー

 9月7日(火)は前期最後の
「お母さんのための中学受験サポート&交流会」
です。

今回のテーマは
1. 9月病の正しい知識と対応策を準備する
 9月の中頃から11月にかけてやる気が低下いる生徒が毎年沢山でます。これを私は9月病と呼んでいます。
理由は
夏期講習の疲れ。
頑張っているのに思うように成績が上がらないず、自信とやる気の低下。
9月からの授業の変化に対応できない。
など様々ですか、そんな時お母さんが適切な対応をすることで病気を予防したり回復を早めることが出来ます。
このコーナーでは9月病の正しい知識と予防策を紹介します。
 深刻な9月病にかかるのは2~3割りくらいですが、ほとんどの子は軽い9月病に掛かるのでお母さんが「かかって当たり前。悪化させないようにサポートしてあげよう。」という意識があれば良いかと思います。
 9月病を悪化させてしまうご家庭の多くは、お母さんも子ども自身も何故やる気がおきないのか、何故思うように成績が上がらないのかが解らず、不安になったり間違った治療(対処)をしてしまうことでおこるので、9月病の存在と理由を知っていれば悪化させずに乗り切れると思います。

2.新学期にへの素早い対応サポート術
 二学期からは塾での授業が大きく変わります(6年生は特に)この変化に戸惑うことなく素早く対応することが2学期に成績を上げるカギとなります。
そのためにお母さんにできること、どんなサポートが有効かを確認していこうと思っています。

毎回子どもへのアセスメントを提供しています。
今回は、
夏期講習を無駄にしないための振り返りシート+新学期に向けての目標設定アセスメントを準備しています。

をメインに行います。
前期には申し込んでいないけど、今回は参加してみたいという方も歓迎です。
日時: 9月7日(火) セミナー10時~12時15分
             ランチ会12時30分~1時30分(自由参加、実費のみ)
場所:
北沢タウンホール(下北沢駅より徒歩3分)
会費 2500円 (会場費+資料代として) 前期申し込みの方は料金はかかりません。


参加申し込みはこちらよりお願い致します。(前期申し込みの方には申し込み不要です)

 今年は初めての試みとして前期(5回)を一括申し込みで行ってみました。
昨年は一回ごとの募集で行ないましたが、やっぱり連続して月に一度参加して頂くことで、より良いサポートそして子どもの成績アップにも繋がるようです。
またお母さんも前期として申し込むことで、あらかじめ予定ほ開けてくださるなど参加の意思がたかまったり、長期計画で子どもとの関わりや良い関係の構築を試みてくださったように思います。
そこで後期も5回一括の申し込みで行いたいと思います。
後期の日程は
10月12日 11月16日 12月14日 1月18日 2月15日です。
詳しい内容と申し込みについてはまた後日このブログで発表いたします。

前期参加して下さった方の参加はもちろんのこと、
前期に参加していない方も歓迎です。
「後期からは参加してみようかな~。」
とお考えの方は是非今回のセミナーに参加してみて、後期の申し込みを検討して頂ければと思います。
お会いできることを楽しみにしています。

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2010年08月23日

ペーシング

本日も受験サポートに役立つコーチングスキルを一つ紹介いたします。
本日紹介するスキルはペーシングです。

                          ペーシング

 

<内容>
相手のスピードやトーン、テンションに合わせることをペーシングといいます。

<効果>
 不思議なものでペーシングを少し意識するだけで、コミュニケーションはスムーズになります。 
お母さんの話すスピードが子どもよりも速いと、どうしても早い人が主導権をにぎってしまうので、子どもは負けじと早く話すようになっていくか、黙るかのどちらかになって行きます。
逆にお母さんがゆっくりすぎると子どもはリズムが崩れ楽しく話せなくなります。
 テンションも相手より高すぎても低すぎても良いコミュニケーションはできないようです。

<事例>
ペーシングは文章で説明するのは難しいですが、
例えばあなたが楽しい話をしようとしているときに相手がとても暗かったらどうでしょうか。 話していても楽しくなくなってしまうだろうし、話をすることも難しくなと思います。 逆に落ち込んで話を聞いてもらいたいときに、相手がハイテンションでも話はし難くなります。 テンションを合わせることで話はスムーズになります。 スピードでもこれと同じ事がいえます。

<注意点>
多分皆さんも普段友達と楽しく会話しているときは自然とペーシングをしていると思います。
ですが子どもとの会話では意識していないと、ついつい自分のペースが優先されてしまうようです。
「塾や学校では自分のペースに合わせてはくれないのだから、こちらからペースの合わせられる子に育てなくては・・・。」
と思うお母さんもいらっしゃるかと思います。
確かに皆が自分のペースに合わせてくれれば良いですが、塾でも学校でも友達との会話でもそうはいきません。
自分から合わせられる子の方が得なのは明らかです。
 「だったら子どもと話すときは親が合わせるのではなく、子どもが合わせる練習をさせた方が良いのでは。」
という意見もあるかも知れませんが、子どもは大人の真似をして育ちます。
私の経験でも

自分のペースでしか話せない親の子ほど相手に合わせられない子になるように感じますし、ペーシングの上手なお母さんの子は相手のペースに合わせることが自然とできるようになるみたいです。
正に子は親の鏡だと感じます。

<勉強を教えるときにもペーシングは有効>
聞くときだけでなく何かを相手に伝えるときや教えるときも、相手の聞きやすいペースで話した方が伝わります。
勉強を教える場合も同じです。
塾での一斉授業では先生が全員のエネルギーに負けないエネルギーを持って教えないと活気あるクラスにはなりませんし、一人一人のスピードに合わせることも出来ませんが、
一対一で教える場合は相手のペースとテンションを意識して教えることで効率も定着率も格段にアップします。
私も長年教えていていますが教える側と教わる側のペースが合っていないと頭に入らないということは確かなようです。
「でも子どものペースばかりに合わせていたら・・・。」
と思う方もいらっしゃるかと思います。
「この子はペースが遅くて心配。」
という場合は
「早くしなさい。」
と怒っても無駄ですが、ペーシングを上手に使うことで改善することも出来ます。
ちょっと技術がいりますが、
いったんペーシングをしてシンクロすると子ども側も無意識にシンクロを保とうとするので、今度はこちらの意思で相手のペースを早くしたり遅くしたり、テンションを上げたり下げたりすることも可能になります。

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